リサイクル料金とは
リサイクル料金とは、自動車を解体・処分した際に発生する再利用可能な資源の抽出と廃棄物などの適正な処理、またそれらの情報管理やリサイクル料金の管理(資金管理料金)などの財源のために、車の所有者が負担する料金です。
リサイクル料金は資金管理法人(財団法人 自動車リサイクル促進センター)によって管理されており、廃車・リサイクルが実施されるまで厳格な管理を行うことになっています。
リサイクル料金は資金管理法人(財団法人 自動車リサイクル促進センター)によって管理されており、廃車・リサイクルが実施されるまで厳格な管理を行うことになっています。
リサイクル料金の金額と支払い
自動車リサイクル法では、リサイクル料金は車の所有者が「使用済自動車の排出者」として負担することになっています。金額は自動車メーカーや輸入業者などが設定しており、車種、エアバッグの個数、シュレッダーダストの発生量などに応じて1台1台異なります。
リサイクル料金を支払うタイミングは原則として新車購入時で、購入時に支払われていない車は、自動車を使用済として引取業者に引き渡す際に、やはりその所有者が負担することになっています。
ちなみに、リサイクル料金が支払い済みの中古車を売買した場合、新所有者が旧所有者に対してリサイクル料相当の金額を支払うことになっています。つまり、旧所有者はリサイクル券を次の所有者に渡すとともに、車両価値金額+リサイクル料金を受け取るのが一般的です。これは販売店等で下取りしてもらう場合も同じです。
リサイクル券
リサイクル料金の預託を済ませるとその証明としてリサイクル券(預託証明書)が発行されます。リサイクル券は、廃車時に預託が済んでいるかを確認する書類にもなりますので、車検証とともに廃車するときまで保管しておきます。